トリプル世界戦 寺地選手

またダイジェストになってしまうのでしょうか…。

強いのになかなか恵まれない、寺地選手の試合が始まりました。

 

1R、さすがですね。

左を浴びないように、常に相手の右足の外にステップ。ただ、今日は距離が違う気がしますね。サウスポーだからでしょうか。倒したい気持ちが強いのか。

…やはり3Rまで飛びましたね。ダイジェスト…。

「1,2Rと左を何回か被弾しています!」

ん?

2Rに何があったのかよく分かりませんが、見てみる事に。

でも、そんなに危なくないような。左ジャブも届くポイントがちょっと見つかった感じだし、あとは右を相手の左より先に…

と思ったら、真っすぐの右ボディ。サウスポーからしたら「さばいた」と思ったのに、正面から突き抜けられる最悪のボディが刺さりました。

久々にダウン3回を見ましたね。でもTKOならず。

4R、雑になったように見えましたが、腹に力が入っていないパンチだと確信した寺地選手が前へ。相打ちでも寺地選手が押します。又ボディへ。

ラウンドまたぎで同じボディで倒れたので、もう立てないだろうと確信。本人が戦前に言っていたように「心を折る」勝ち方が出来ました。

 

分からない方も多いかもしれませんが、寺地選手、本当に強いです。

ゲームでもするように、相手を攻略していく感じ、とでも言いましょうか。

今日は距離の設定に最初苦戦していましたが、結果、自身で距離を作って、潰して、ボディショットという展開を作りましたね。素晴らしいです。

具志堅さんを抜くとしたら、こういう選手だと思います。頑張ってください。